日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

一年前の祈り

f:id:scw:20220202210421j:plain

昨年の今頃は、義母の回復を祈っていました。この後、さらに1ヶ月以上もコロナと闘う事になるとは思いもよらず。

この頃も医療は逼迫していましたが、自宅療養なんて話はなかった。今は当たり前のように自宅療養と言われ、検査もできないとは政府は今まで一体何をしていたのかと憤る。何も改善されず、状況はどんどん酷くなるばかり。

ブースター接種も間に合わない、検査キットも薬も潤沢にない状況で(そうなったのも政府の責任だが)、コロナと共生するなんて言うのは狂気の沙汰。

今、国民は何の武器もなく丸腰で爆撃されているようなもの。弾が当たったら、手当てもなく家で寝ていろと。完全に見捨てられている。こんな政府でいいのか!と国民はいい加減に気付いて欲しい。

3月には弟の三回忌と、義母の一周忌があります。義母の方はすぐ近くのお寺で家族だけで法要をするので行けるでしょうが、弟の三回忌の法要にはまた行けない。国が面子の為に緊急事態宣言を出さなくても、こんなに感染爆発している東京から地方に行くのは殺人行為だから。

3月になってもまだブースター接種は打てていないのだから、自分自身の身も危ない。すぐに検査ができて、医療にアクセスできるならまだしも、医療も受けられずに見捨てられるかもしれないのだから、動けるわけがない。

また、行った先にウィルスを運んで万一拡大させてしまったら、一生罪の意識に苛まれるだろうし、東京から来たからだと一生言われる。オミクロン株の特徴は軽症が多い、重症化しないといった事ばかり強調されているけれども、最大で最悪の特徴は感染力が激烈だということですからね。

政府はあてにならない。自分の身は自分で守れと言うしかないのが、本当にやるせない。

《2021年2月2日》

【天使のはしごに祈る】

今日は美しい「Angel's Ladder=天使のはしご」が見れました。「レンブラント光線」の事ですが、東京都内でも天使のはしごが!とニュースにもなっていました。

コロナで入院中の義母が、しばらく微熱の症状だけで元気だったのですが、今日病院から「熱が上がって肺炎になっているので、レムデシビルとステロイドを投与する」と連絡がありました。

院内感染してから2週間以上経つので、よく頑張ったし、もう大丈夫かと思っていたのに、この期に及んでという感じです。

かといって、私達にはどうすることもできない。そばに行って言葉をかけることも、手を握ってあげることもできません。たった一人で防護服を着た知らない人に囲まれ、一体どんな気持ちでいるのだろうかと、考えるだけで辛いです。

すぐに行ける距離にいるのに会うこともできず、何もしてあげられない。こんな残酷な事をいつまでもやっていてはいけないと強く思います。

昨年3月に亡くなった弟の一周忌が、今月末にあるのですが、東京からは来ないでくれと言われているので、これもまた涙をのむしかありません。

何度でも言いますが、ウィズコロナじゃダメです。感染ゼロを目指して行かなければ、希望も抱けないままに、失望と絶望のうちに社会も人の心も壊れて行きますよ。

何はともあれ、今は義母が危機を脱することを願うばかりです。今日は天使のはしごを見ながら、神様、仏様にただただ祈っておりました。

皆様もどうぞご無事で。