日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

すぐそこの町中華

昨日は病院で検査があり、帰宅したのが夕方。夕食を作るのがしんどかったので、近くにできた四川料理の店に行くことに。

実は四川料理の店ができたと秘かに喜んでいたのですが、ホントに「すぐそこ」なのになかなか行く機会がなかったのです。ネットで見ると評価は高いので、否が応でも期待が高まっていました。

写真は四川風麻婆豆腐と豆苗炒めですが、料理2品に好きなお酒がついて980円というセットを二人分頼んだので、他に青椒肉絲、エビと玉子の炒め、追加で棒餃子に白飯というラインナップ。四川料理と言っても、四川風の料理は麻婆豆腐と激辛豚肉炒めくらい。他は普通の中華。

そもそも私は濃い味が好きなので、ここの味はちょっと薄いなと思っていたら、主人も味が薄いと言うので、やっぱりそうかと。町中華は、味が濃いほうが美味しいです。

売りの麻婆豆腐は期待通りの濃い味つけでしたが、四川風と言う割にはそんなに辛くはなく、少しピリッとするくらい。ただ味が濃いのが救い。

中華料理は塩を使わないそうで、中国人の店ではだいたい塩は置いていないので、とにかく味の薄い料理を醤油で誤魔化してビールとレモンサワーを飲み、味の濃い麻婆豆腐でご飯をかきこみ、夕食終了。

やっぱり横浜中華街の四川料理の京華楼は本物だなあと改めて思いました。味も辛さも全く違う。というか昨日の店は味以前の問題があり、個人的にはリピートはないかなと。

まず、餃子が鉄皿で焼かれたものなんですが、餃子の底が鉄皿にくっついて破けてしまうのは、プロの料理としてはダメでしょう。最近では冷凍餃子などでも素人でも綺麗に焼けるのに、餃子の底が抜けるのは個人的には許せないし、店では出してはいけないと思います。ラー油に八角が入っているのも個人的にはNG。

それと、餃子の具が肉々しいハンバーグ状態で、皮と一緒に食べられないのは餃子ではないよねと思います。横浜中華街の肉まんも、よく肉々しいハンバーグ状態のものがありますが、そういうのが好きではないので、餃子と肉まんは本場のものでない方が好みに合っているのかと。

さらに、料理ってセンスだと思うので、野菜の切り方や盛り付けなど全てにセンスがない人の料理は、結局味付けも美味しくない。どんなジャンルでも、センスのない人はプロの料理人にならないで!とつくづく思います。

餃子と麻婆豆腐は、インスタントでも自分で作った方が美味しいと思うような店って、もうリピートはないでしょうね。

しかし、ネットの口コミはあてになりませんね。実際Amazonなどでも、★5つのレビューを書いてくれたら、1000円分のギフト券をあげますとかたまにありますから、全く信頼に値しませんが、それでもなんとなく目安にはしてしまいます。

というわけで、すぐそこの町中華はがっかりな結果となりましたが、もうひとつ近くに(すぐそこよりは遠い)メキシコ料理の店があり、そこもすごく期待しているのですが・・・。