本日、国会議員、都議と共に現地視察しました
(沢田あゆみ on Twitter 本文)
➡️この放射能汚染土の実証実験については、タイトルには新宿区の皆様にと書きましたが、少なくとも東京都、埼玉県、茨城県の方々には知るべきだし、できれば全国の皆さんに知って欲しいです。この実証実験の後、最終処分として日本全国にばら撒かれる懸念があるからです。
◆《福島でも地元反発で頓挫 行き場をなくした除染土》
そもそもなぜ環境省は除染土再利用を試みるのか。
福島県の中間貯蔵施設(双葉町、大熊町)は2015年から除染土の搬入が始まり、その量は約1400万立方メートルに上る見込みだ。政府は両町のために45年までに県外で最終処分するとしている。再利用で量を減らし、最終処分を進めやすくするというのが環境省の描く道筋だ。
◆《新宿御苑での内容》
新宿御苑内では公道から約30メートル離れた、一般の立ち入りが規制されているエリアで行う。縦3メートル、横10メートルの花壇を1メートルほど掘って集水シートを敷き、2トントラック5~6台分の除染土6立方メートルと、それを覆う土を50センチずつ入れる計画だ。集水シートの水は貯水槽に集められ、安全性を確認した後、下水道へ放流するという。
➡️再利用基準を大幅に超える基準で進められる実験。重大な影響が危惧される中、狭い範囲で僅かな一部の人にしか説明されていないというのは納得できません。
しかも地域の掲示板に貼るという、なるべく人の目に触れさせたくないという意図があるかのような方法には、そもそも後ろめたい事があるのではないかと思わざるを得ません。
さらに新宿御苑の場合、そこに溜まった水は、安全性を確認した後とはいえ、下水道に流すと言います。そうなると狭い範囲だけの問題ではありません。
放射能は目に見えず、短期間で影響が分かるものでもありません。何世代もの間、重大な影響が出続ける可能性もあります。あるいは、何世代か経ってから、取り返しのつかない結果になるかもしれません。人類はいまだ放射能を思うようには操れないのですから、その危険性を甘く見るべきではないと思います。
ゆえに、放射能に汚染された物はできるだけ拡散するべきではないと考えます。事故のあった現地に留めるべきなのです。汚染土にしろ、汚染水にしろ、なぜ安易にばら撒くことしか考えないのか。
再度言いますが、今これを問題にしなければ、全国にばら撒かれるでしょう。国民の命も平気で見捨てる政府ですから、今だけ良ければという考えで、ごり押しされてしまいます。これは日本だけではなく、地球にとっても重大な問題です。