日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

雨に流れた約束

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先日実家に帰った時は雨でした。

行きに途中でバケツをぶちまけたような土砂降りに遭い、その後も弱くなったり強くなったりしながら夕方まで降り続いた雨。

帰る数日前に電話で、今度行った時に外に連れて行ってあげるからと母に約束していたのに、その約束は残念ながら叶えられませんでした。

雨が上がった後、雨に洗われ、雫が煌めいている庭の緑が胸に染み、今度晴れた日に必ず外に連れて行くからと心の中で誓いつつ、道路に並ぶ街灯の光に後ろ髪を引かれるような思いを感じながら、実家を後にしました。

そして、いつもの駅前ドトールでひと息ついて、電車に乗り込みました。片道3時間。このドトールのひと息がないと気持ちが落ち着かず、電車にも乗れないのです。