日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

あきれはてた殿様

「わしも、おのれの若いころをおもうと、めったなことはいえぬが、それにしてもひどいものよ。これでは、徳川の世の行末がおもいやられる」

長谷川平蔵は、久栄に、そういった。

「あのような悪業をしておきながら、恬として恥じぬ。小さいころから若殿様の御身分であまやかされ、おのれのすることは何でも通るものとおもいこまされ、他人はみな、おのれに従うものと考えている。秋元左近の亡父は、むかし、大御番の頭をつとめた人だそうな。それほどの人が、一人息子の左近を、どのように育てたものか、おれには、さっぱりわからぬ」

─── 池波正太郎鬼平犯科帳・泣き味噌屋』


あー、こういう人知ってる!安倍晋三って言うんだよ。いつの時代にもいるんだねぇ、こういうあきれはてた殿様。

民度の違い

民度が低いという言葉は、一般的に「モラルに欠けており、常識やマナーを守るという感覚が薄い人」と定義することができます。

簡単に言うと、横柄な態度をとっていたり、意地悪な行動をしている状態のことを意味します。

出典: https://smartlog.jp/149630

麻生大臣の「民度が違う」という言葉。言わんとしているのは日本人の民度が高くて、他国が低いという事でしょ?麻生大臣は、まさかご自分が民度が高いと思ってらっしゃるんじゃないでしょうね?「民度が低い」見本のような方ですものね。

東京アラート

昨日、東京の感染者増加により《東京アラート》発動。ていうか、緊急事態宣言の解除が早すぎると思ってた。いろいろあるだろうけど、5月いっぱい我慢していたらと思う。ここまで我慢したのだから、もう少し頑張って欲しかった。解除=安全ではけしてないのに、勘違いする人が多い。それも見越して5月いっぱいはと思っていたのにな。


また元の木阿弥にならなきゃいいけど、火事場泥棒じみた政府とか、行政の言うことはもはや何も信用できないから、自分の身は自分で守るしかないが、もう大丈夫と勘違いする人が増えるのは迷惑。首相も百合子もマスク外しちゃダメだろ!東京はアラート発動、でもステップ2のままって、どうすりゃいいのやら。


時短にせよ、飲食店がどんどん再開しているけど、店側が感染防止策を一生懸命やっていても、行く人が気をつけなきゃウィルス運んで感染するよ。飲食店に行ったら、自宅に帰った時同様、うがい、手洗いして下さいよ。それやる人いないでしょ。


自分の為ももちろんあるけど、お店の人に感染させないように、またお気に入りのお店で感染者を出さないためにも、行く方も気をつけなきゃ。元の木阿弥にしないためにも、ひとりひとりが迷惑かけないように責任持って!と思う。「責任はあるが、責任をとらない」どこかの首相みたいなことは勘弁して欲しい。


というわけで今夜も家飲みよ、もちろん。例によって鬼平犯科帳を観ながらの日本酒。毎夜の寝酒で体重増加の為、寝酒アラート発動。つまみは控えたいが、つまみなしの日本酒は辛いので、キュウリを一本お味噌で。一本食べると結構お腹膨れる。


正直言って、緊急事態宣言の解除は嫌な気しかしなかった。鬼平言うところの「勘ばたらき」ってやつだから何の根拠もないけれど、特に東京は感染者が一度もゼロになっていないのに、前のめりじゃダメじゃないかと。杞憂で終わればいいがと思っていたけど、案の定感染者が増えてアラートが出た。


今までは自分が外に出なければ守れると思っていたけど、宣言解除で主人の会社も再開して、仕事に行くのに満員電車にも乗るわけで、家にいても以前より不安材料は増え、安全も守れないかも。


「withコロナ」なんて冗談じゃない。そこにウィルスがあるってことは、また誰かが感染して苦しい思いをするわけだし、自分は無症状でも誰かにうつして死なせてしまうかもしれないんだから。それを考えたら、まだワクチンも特効薬もないのに、能天気に「withコロナ」なんて明るく言えないよ、私は。