(※全国のデータは1週間遅れ)
厚生労働省によりますと、8/7~8/13までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から1万867人減って《6万7070人》となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は《14.16人》で前の週の《0.9倍》となり、減少しました。
◆東京医科大学の濱田篤郎 特任教授
「全国の定点の感染者数は2週連続で減少しているが、学校が夏休みに入り、子どもたちの学校での感染が減ったことやお盆で休みの医療機関が増え、診断を受ける人が少なかったことなどが影響していると考えられる。ピークアウトしたと考えるのはまだ早いのではないか」
(NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014166841000.html
➡️上記データは、限られた医療機関での1週間の合計です。全数把握ではありませんのでご注意下さい。
今回も減少してはいますが、13日までのデータであること、学校が休みであること、お盆で医療機関が休みであったことなどを考慮すれば、上述のようにピークアウトしたとは言えないと思います。油断禁物です。
減少したとはいえ、実際の感染者の数はこの3倍と言われています。5類になったからと言って、コロナがなくなったわけではありません。感染症の分類が変わっただけで、感染すれば命に関わる場合もある病気であることは変わりません。感染対策をしっかりして、くれぐれも【感染しない、感染させない】を心がけて下さい。