日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

憎しみを生むオリンピック

東京に4度目緊急事態宣言を出すといっても何万もの人が全世界から簡単な抗原検査のみで入国し2週間待機も免除。五輪ファミリーは特別待遇で変異ウイルスと共に街を自由に歩けてレストランでの食事も酒もOK。観戦も自由だ。こんな人達を放置して東京の緊急事態宣言など全く無意味だと我々は知っている。(本文)

https://twitter.com/aiko33151709/status/1412797617365393410?s=21

➡️「オリンピックの時が一番の緊急事態」と以前から冗談まじりに言っていたのが本当になった。

豊洲のビアガーデンに、選手村のノーマスクの外国人五輪関係者が押しかけているとか、羽田空港タリーズで外国人ジャーナリストが区分けを無視し、一般客に混じってコーヒーを飲んでいるとか、外国人五輪関係者はレンタカーを借りれば日本全国行き放題だとか、毎日毎日そんな話を目にする。どこがバブルで、どこが、誰が、安心安全なのか。水際対策が全く機能していないではないか。

日本人が我慢に我慢を重ねて自粛する中、ルールなど守らない外国人が、混雑のないノーストレスの状況で日本を満喫しているだけだ。どう見ても理不尽ではないか?オリンピックって何?この世界的パンデミック下で外国人が隔離もなく、こんなに自由に行動できる国があるか?

もはや秩序もない無法地帯の状況を呈して来たので、自分の身が危険だから自粛はするが、国民はもっと怒って当然の事態だ。怒るべき、声を上げるべきだ。世界に自国民をこれほど蔑ろにする国があるか?

最も懸念しているのは、外国人が感染した場合、日本人の患者を押しのけて五輪関係者だからと優先的に治療が受けられるのか?という事。緊急事態ということは、医療だって逼迫して来る。病床も足りなくなる。

それ以上は言わずもがなだし、言いたくもないが、こんな状況では十分に起こり得る事だ。組織委は一般の医療に迷惑はかけないと言っていたが、多大な迷惑がかかる事は容易に想像できる。

そのような事が起これば、平和の祭典だと言っているオリンピックが、憎しみを生むオリンピックになりかねない。怒りの矛先は政府やIOCや組織委などに向けられるべきだが、外国人五輪関係者優先の為に愛する家族を失ったとなれば、感情的に外国人憎しになるのも致し方ないだろう。

さらに競技場で無観客の場合、日本人の観客なし、優雅に観戦する外国人五輪関係者だけが映るテレビを観て、開催されて良かったと思える日本人がどれだけいるのか。

この人達の為に日本人は健康と生活を脅かされ、この人達の為にいつまでも我慢しなければならないのかという気持ちが生じるのは当然で、そこにもまた憎しみが生まれるのではないか。

そもそも緊急事態の状況でのオリンピック開催など有り得ないし、あってはならない。日本のみならず、世界に迷惑をかける事になるのは間違いない。全ての意味で【五輪中止】が最善の方法だ。

金銭で済む問題なら取り戻せるが、失った命は二度と戻らないし、失った国の信用もすぐには取り戻せない。たかが運動会なのに、開催した場合に失う物があまりに大き過ぎる。