日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

トウネズミモチ

以前、故郷の町で見た、白っぽい花が咲いていた木(写真はかなり黄色いですが)が気になって調べていたら、どうもシマトネリコではないかと。

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キンモクセイと同じモクセイ科のシマトネリコは、5月から6月にかけて香りのある小さな花を咲かせます。 雄木と雌木があり、花を咲かせるのは雌木です。 シマトネリコは花を咲かせたあとの夏の終盤に、鞘のような実を付けます。

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というわけで、夏の終わりに実をつけていたら、シマトネリコだろうと思っていたのでしたが、9月末に見た時は実がついておらず、違うのかな?と。

10月になり、先日再び見てみたら、実がついているではありませんか。お!と思ったのも束の間、《鞘のような実》ではないので、これはシマトネリコではないですね。残念。

さらに調べてみると、どうもトウネズミモチという木ではないかと。今現在ついている若い実の形がそれっぽいし、11月頃になると実が熟して黒くなるとのことなので、この先黒い実になったら間違いないかな?ちなみに、花と思っていたのはつぼみだったかも。

熟した実は食べられるそうで、「女貞子(じょていし)」という漢方薬の材料にもなるそうな。強心、滋養、視力低下や目眩にも効くとか。ブルーベリーのようにアントシアニンが含まれているのかもしれません。

また、似ているものにネズミモチというのがあり、どちらか迷いましたが、ネズミモチの葉は小さいというので、だったらトウネズミモチの方だろうと。トウは唐のことで、中国伝来の外来種です。どちらもモクセイ科で、シマトネリコ同様キンモクセイの仲間。

11月に実が黒くなっていたら、トウネズミモチ確定ということにしたいと思います。