日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

主人との会話

昨夜は久しぶりに主人との会話に花が咲き、楽しいひと時を過ごしました。

久しぶりの会話と言っても、別に仲が悪くて会話しないわけではなく必要な会話はしていますが、最近じっくり話す機会がなかったというだけです。

家で仕事をしている時の主人はナーバスになっているので、なるべく邪魔をしないようにしているし、お互いにそれぞれ自分のやりたい事をしているのが快適なので、必然的に会話は少なくなるのですが、不便は感じていないので、それはそれでいいかなと。下手に干渉して喧嘩になるのも面倒だし。

で、昨夜は最近私が読み始めた幕末の本について、疑問があったので質問したところ(主人は時代小説や歴史が好きなので)、普段はうるさいとか、自分で調べろと言ったりすることもあるのに、たまたま乗ってくれて盛り上がったというわけです。

そもそも私がそれまで全く読まなかった時代小説を読み始めたのは、主人に話を合わせたいと思ったのも理由のひとつです。

以前は主人が私の好きなミステリーやファンタジーの本を読んだりしてくれていたので、そういう話が沢山出来たのに、最近はなかなか同じ本を読む事もなくなり、共通の話題がないのは寂しいかも?と思い、今度は私の方が歩み寄ってみようと。

これは正解でした。うるさいと言われる事もありますが、今回みたいに話が弾むこともあるわけで、主人が自分の知識を話す事で主人自身も楽しめるし、私も知らなかった知識が増えて楽しい。次に何を読むかのヒントにもなります。

亡き父は、何を訊いても答えてくれる人でした。そんな父を尊敬していましたから、父にはまだ及ばないものの、私の質問に理路整然と分かりやすく説明してくれる時の主人は頼もしく見えます。

私はどうも理路整然と説明するのが苦手なので、説明が上手い人のことは、それだけで尊敬してしまうのですが、さらに、深い知識を持っていながらそれをおくびにも出さず、鼻にかけない人はもっと尊敬します。

というわけで、久々に有意義な時が過ごせた夜でした。コロナでほとんど誰にも会わず、誰とも話さずという状態がずっと続いているので、たまにじっくり話せると、ストレス発散します。ᐠ( ᐛ )ᐟᐠ( ᐖ )ᐟ