日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

直接面会

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先日、母がいる介護施設から11月21日に面会できますと連絡が来ました。前回は施設まで行っても、リモート面会でしたが、今回は直接面会ができるとのこと。

え!?

ついに!ようやく!やっと!1年7ヶ月ぶりに、直接会えることになったのです。前回はリモートだったから、母は分からなかったのかもしれない、今回直接会ったら、私のことも弟のことも分かるのではないか、と一縷の望みを抱いています。

直接面会ができるようになったのは、もちろん新規感染者数が減って来たからです。施設のある県ではゼロの日もあるくらいです。だからこそ、訪問する方は絶対にウィルスを運んではいけないし、ましてや感染するなどもってのほかと思い、これまでにも増して感染予防に気をつける毎日です。

用事がない限り外に出ないのは当たり前。買い物も混雑を避けて、23時までのスーパーに21時半頃行くように。感染者数が減っても、ワクチンを打っても、母に会えるまではと感染予防は微塵も緩めていないのです。

やっと会えることになったんですから!

しかし、東京都のコロナ新規感染者数が上昇に転じて来ました。ここまで減ったのだから、増える前に検査を拡充して、限りなくゼロになるまで減らすのが基本じゃないのかと思いますが、なぜそれをしないのか。なんだかゼロにすると政府には不都合があるみたいに感じてしまいます。コロナがなくなると成り立たない利権があるとか。

経済、経済と言いますが、感染者が増えたら経済も止まるというのを嫌というほど経験したのではないですか?制限緩和するなら、水際対策や検査をしっかりして、拡大するのを阻止するべきなのに、政府は緩める一方。

コロナ禍の最初から、ずっと同じ事を言っている気がしますが、政府は何の学習もしていないようです。ウィズコロナと言うなら、ゼロを目指しつつのウィズコロナでなければ、種火は燻ったままなのだから、何度でも同じ事の繰り返しです。ワクチンや治療薬ができても、感染拡大をそのままにしておいていいというものではありません。

このまま指数関数的にあっという間に感染者が増えたら、また母に会えなくなるでしょう。今回だって急激に増えたらどうなるか分かりません。政府にはいい加減に科学的に学習して貰いたいですが、「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治に、もう巻き添えにしないで欲しい。そう強く思います。