日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

大草原の小さな家の翻訳

 
シリーズを再読中
 
全11巻中7巻が講談社
4巻が岩波なんだけど
 
だいたいは本筋の
講談社版を読んでから
穴埋め的な内容の
岩波版を読むと思う
 
ところが翻訳の
雰囲気が全く違うので
岩波版になると甚だしく
夢が打ち砕かれる
 
講談社版で育んで来た
物語のイメージが
岩波版で木っ端みじんに
破壊されてしまうのだ
 
岩波版は訳として
正しいのかもしれない
 
けれども正しい訳が
いい翻訳なのだろうかと
いつも疑問に思う
 
最初に原書で読んだけど
岩波版のような訳は
思い浮かびもしなかった
 
古い翻訳だから
という事を差し引いても
あの岩波版の訳には
毎回悲しい思いがする