日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

隈研吾デザイン

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故郷の町。利根川に架かる橋の際にある道の駅に併設されたレストラン。新国立競技場を造った隈研吾氏のデザイン。(※写真は昨年の3月のもの)

これは個人的な好き嫌いの話だけれど、隈研吾氏のデザインは、全然好みではありません。昨年の1月に初めて新国立競技場に大学ラグビーを観に行きましたが、新しいスタジアムに足を踏み入れるわくわく感は全く感じませんでした。

新国立競技場の場合はデザインというよりも、座席の前後のスペースがすごく狭いとか、座席の列が長すぎて出入りが不便などの構造上の不具合が多く、いくらラグビー好きでも、また行きたいと思えない造り。万一災害でも起きたら、避難するのも困難そうです。それらも含めて建築家のデザインなのでしょうが。

そもそも旧国立競技場は、オリンピックの為ではなく、座席が狭いから建て替えすることにしたのではなかったか?と。それがオリンピックの為に、観客を詰め込めるだけ詰め込む造りになって、以前より狭苦しい感覚に陥り、個人的には非常に不満。ましてやこのコロナ禍で、あの座席

に座りたいとは思えません。

IOCのバッハ氏も、グラウンドから眺めただけではそういう事も分からないでしょう。

ちなみに、故郷の道の駅のレストランの方は、地域の食材を使った料理が人気だそうで、しばしば長蛇の列を見かけます。この季節はお花見の車とレストラン目当ての車で橋が埋まるほどに混雑することも。さらに好評につき、2軒目も建てられました。

これは隈研吾氏のデザインは全然関係ないと思います。外見も大事だけれど、重要なのは中身ってことじゃないでしょうかね。月並みだけど。建物の話に限ったことではありませんが。