日刊知的ぐうたら生活

ボーカリストSCHAZZIEのブログ

一筋の光

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おはようございます☀︎*.。

母のいる介護施設から、先日送ったマスクが届きましたとお礼の電話がありました。前回の桜柄のマスクの時は連絡がなかったので、今回も何も期待していなかったのだけれど、とても喜んでくれたようなので、私も嬉しかったです。

ついでにワクチン接種の事を訊ねたところ、すでに1回目は済んで、特に副反応もなく元気でいるとのことで、少しホッとしました。施設のある町が感染拡大地域に指定されたので心配していたのですが、接種は順調に進んでいるようです。

まだ1回目ですから、すっかり安心とは言えませんが、入所者だけでなく職員も一緒に打っているとの事なので、そこのところは良かったと思います。

私もワクチン接種を終えたら、母に会えるようになりますか?と訊いたら、まだ分からないけれど、検討しますと言ってくれたので、一筋の光が見えたような気がしました。

久しぶりに気持ちが明るくなって、朝から興奮している週末です。

母に紫陽花柄のマスクを送る

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雨の日が多くなった気がしますが(5月は月の半分で雨が降りました)、関東はまだ梅雨入りしていません。しかし近いうちに梅雨入りとなるでしょう。

春に桜の柄のマスクを母に送りましたが、今度は梅雨にぴったりな紫陽花の柄のマスクを見つけたので、今日母に送りました。

しかし母だけというわけにもいかないので、施設の他の方や、介護士さんにも使って貰えるよう、紫陽花柄の他にカラーマスクを混ぜて、桜柄の時は250枚でしたが、今回は350枚を送りました。

ところで、アベノマスクが配られた時、いらないマスクを介護施設に寄付したという人が沢山いたし、政府自体が余ったマスクを介護施設に大量に送り付けていましたが、私はそれに大きな違和感を覚えました。

高齢者は重症化しやすいと言うのに、なぜ質の悪いアベノマスクをさせるのか。自分でもいらないものを、なぜ高齢者に送るのか。確かにマスク不足でないよりはましだったかもしれないけれど、非常に憤りを感じていました。

母がいるからというわけではありません。一番守らなきゃいけない弱い人達なんですから、普通に考えたら、それはないだろうと。皆、一人一人が誰かの大事な人なんですから。

そんなわけで、母がアベノマスクを付けている写真を見て以来、可能な限り不織布のマスクを送ってあげようと決心した次第。だから母だけではなく、例え数枚ずつだとしても、施設にいる皆さんに使って欲しいと思っています。

また少しずつ集めて送るつもりですが、ワクチンが行き渡り、感染も終息して、マスクをしなくてもいい日が1日でも早く来ますようにと祈っているのは言うまでもありません。

もちろん、ワクチンを接種したからといって、もう大丈夫というわけではありませんから、終息するまでもうしばらくかかるでしょうが。

池波正太郎『真田太平記』全18巻読了

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芦川淳一さんの時代小説にはまり、池波正太郎の『鬼平犯科帳』に心酔し、とうとう戦国時代の小説にまで手を伸ばすという私の時代小説遍歴。遂に『真田太平記』全18巻を読み終えました。これで読了した時代小説は105冊となりました。

それまで読んでいた時代小説はフィクションで(鬼平は実在の人物ですが)、ほとんど勧善懲悪ものでしたが、戦国時代の史実を題材にして書かれた小説は、謀略あり、裏切りあり、暗殺ありの戦に明け暮れた時代の話なので、物語としては面白いのだけれど、やっぱり実際の戦国時代は好きではないなと。

戦国時代の正義ってなんだろう?

もちろん、現代でも謀略も裏切りも暗殺もあるし、さらにトップに立つ人間によっては、今の日本のように国そのものまで危うくなる事もあるから、いつの時代がいいとは言えません。

しかし戦国時代は戦に負けた側は切腹とか、その家族まで殺されるとかが当たり前だから、読みながら常に虚しさを覚えていました。何の為に戦をしているのだろうと。

とはいえ、まぎれもなく日本にそういう歴史があったのは事実なので、歴史の勉強にもなったし、小説としては大変面白く読めました。

以前にも書きましたが、『真田太平記』を読んだ中で、真田幸村の兄の真田信之と、熊本城を建てた加藤清正がお気に入りの武将となり、そのあたりをもっと読んでみたいと思い、同じく池波正太郎の作品で、加藤清正を描いた『火の国の城』(主人公は清正の家来の忍びの者らしい)をAmazonで購入したところです。

真田太平記』では、加藤清正徳川家康に毒殺される(諸説ありますが)のですが、ああ、なんでこんなに能力のある、平和の世を望んだ立派な武将が、家康の欲の為に殺されてしまうのだろうと、ここでもまた虚しくなって、泣きたくなるほどでした。

清正ほどの武将なら、せめて戦で死なせてやりたかったと思うのは私だけではないでしょう。そう思わせるのもまた、池波正太郎の筆力なのかもしれませんが。

というわけで、戦国時代の話は『真田太平記』だけしか読んでいませんが、面白かったし、勉強になったし、その時代の様々な事、お城や甲冑にまで興味を持ち始めて知識も増え、私にはかなりプラスになりました。

そういえば『真田太平記』なのに、真田信之以外は真田にはあまり興味が湧かなかったですね。全編を通じて描かれている「草の者」(忍者)にも、残念ながら惹かれませんでした。

初々しい紫陽花

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今日は銀行と買い物。

久しぶりに紫陽花が沢山ある公園を通ってみたら、色づき始めた初々しい紫陽花に迎えられました。

ビルの谷間にある公園なので、普段からあまり陽の当たるイメージはないのだけれど、紫陽花は雨の日の方が美しく見えるくらいだから、そのくらいでいいのかなと。

そういえば、新宿御苑の紫陽花も、木陰のあまり陽の当たらない場所にありましたっけ。